<Header>
<Author: 張喬>
<Title: 書邊事>
<Format: 格式不明>
<Year: 1990>
<BookName: 唐詩三百首詳解  下卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 辺事を書す>
<BookPage: 300>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
調角斷清秋，
征人倚戍樓。
春風對青塚，
白日落梁州。
大漢無兵阻，
窮邊有客遊。
蕃情似此水，
長願向南流。
<End Poem>
<Translation>
吹き鳴らす角笛は、澄みわたった秋空に吸いこまれるようにとだえて、遠征の兵士であるわたしは、物見やぐらに身を寄せて、もの思いにふける。春風の季節に、王昭君の墓に向かい、この地の守りについたが、今は、秋の太陽がこの辺境梁州の地に沈もうとしている。 
この大砂漠に戦乱はなくなり、遠い辺境の地にも、のんびりと旅する人の姿が見える。外蛮の人の心が、この川の水のように、南に向かって静かに流れ続けてわが中国に帰服してほしいと、いつまでも願うばかりである。
<End Translation>
<Formatted Translation>
吹き鳴らす角笛は、澄みわたった秋空に吸いこまれるようにとだえて、遠征の兵士であるわたしは、物見やぐらに身を寄せて、もの思いにふける。
春風の季節に、王昭君の墓に向かい、この地の守りについたが、今は、秋の太陽がこの辺境梁州の地に沈もうとしている。 
この大砂漠に戦乱はなくなり、遠い辺境の地にも、のんびりと旅する人の姿が見える。
外蛮の人の心が、この川の水のように、南に向かって静かに流れ続けてわが中国に帰服してほしいと、いつまでも願うばかりである。
<End Formatted Translation>